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アルトフルートが管弦楽作品に入るのはいつから?
近代以降の作品から目立つようになりますがそもそもアルトフルートが製品化されたのっていつ頃からなんでしょうか?作曲家が指定するのはそれ以降ですか?
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アルトフルートは、フルートの一種で、通常のフルートよりも少し大きく、音域が低い楽器です。アルトフルートは、18世紀に初めて製造されたとされていますが、現代のアルトフルートは20世紀初頭に製品化されました。 1904年、アメリカのフルートメーカーであるGeorge W. Haynesは、最初の現代的なアルトフルートを製造しました。その後、他のメーカーもアルトフルートの製造を始め、現代のアルトフルートが生まれました。今日、アルトフルートは、オーケストラ、吹奏楽団、室内楽団などで広く使用されています。
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- goodmorning11
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アルトフルートは、フルートの同族楽器で4度下の音域を持ちます。 近代以降の管弦楽曲やジャズで使われる機会が比較的多くなりました。 アルトフルートが製品化されたのは、19世紀初頭である1817年にテオバルト・ボーマによって初めて現在の形状に近いアルトフルートが作られました。 ジョン・クライトンは1851年にロンドン万国博覧会でアルトフルートを展示しました グスターヴ・ホルストの「惑星」が最初にアルトフルートを使用した管弦楽曲であるとする説もありますが、実際には19世紀末から20世紀初頭にかけての作曲家がアルトフルートを使用する指定をするようになりました。例えば、リヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」(1898年)やエドガー・ヴァレーズの「インテグラール」(1924-25年)などです。
お礼
楽器自体はあっても管弦楽に登場するのはだいぶ後ですね。
- 名探偵 コナン(@FORSPOKEN)
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アルトフルートは、バロック時代には既に存在していましたが、当時は主に木製で作られ、現代のような金属製の楽器ではありませんでした。現代のアルトフルートの原型は、18世紀後半にドイツのフリードリヒ・ヴィルヘルム・ミュラーによって発明され、金属製の管体と鍵盤を備えるようになりました。これによって、音色が改善され、技術的にも演奏しやすくなりました。 作曲家がアルトフルートを指定するのは、この金属製のアルトフルートが登場してからです。特に、モーツァルトがアルトフルートを広く使用し、その音色を愛好したことから、アルトフルートはクラシック音楽のオーケストラや室内楽曲で重要な役割を担うようになりました。
お礼
おお、19世紀以前に金属製のフルートがあったのですか?それは初耳です。
お礼
20世紀初頭と考えると事実と符合しますね!