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ヤマト2199の建造方法とその理由
- テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』の主役メカ「ヤマト」は、旧大日本帝国海軍戦艦『大和Ⅱ』の復元艦の残骸に偽装して建造されたという設定です。
- ヤマトの全長が大和と比べて27%も大きいため、建造の際には偽装艦体を覆い、本当の艦体を建造する必要がありました。
- この建造方法は通常よりも時間がかかり、敵の目を引く可能性もあります。なぜ目立つ方法で建造されたのかは謎です。
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2199の世界での言い訳として「戦艦大和の残骸への偽装については、海底ドックで建造していた当時に飛来した遊星爆弾の爆撃が原因の地形変化や海水蒸発により、艦体が地表に露出してしまったためと理由付けされている」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88)#%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1 ということで、建設途中に露出した部分の偽装ということになります。 ただこの設定であるならば、復元艦の存在が意味を成さなくなりますので、復元艦はモニュメント的に「こんなこともあろうかと」500m級で復元されていて、それを沈めた場所にドックをつくりヤマトを建造したということにしておくのが幸せのような気がします。 2199になってある程度の矛盾は解決されていますが、根本的な設定に無理が多い作品のリメイクですので観る方も寛大な心で補完するしかないと思われます。
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- ple6
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お礼、ありがとうございます。 >サイズを変えたのでは復元とは言えませんし、本物の「大和」の残骸を使ったのでは大幅なサイズ変更が出来ないので、復元艦は本物の「大和」と同サイズだと思っておりました 『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』では、2141年に遺物調査をして2145年に復元艦を完成させた後に鎮魂のために再度、自沈させたことになっています。 https://www.youtube.com/watch?v=ZLnTeb3V9mY この映像内では大和はある程度の原型を留めて調査されたことになっていますが、現実問題として海底に沈んだ船が200年後にどこまで原型を留めているのかを考えると、おそらく、復元というよりレプリカの製造になったのではないかと思われます。 https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=70676 https://www.businessinsider.jp/post-200125 >そもそも復元艦ではなく、「大和」の残骸を使わずに拡大サイズで造ったモニュメント用のハリボテを沈めただけだったのですね。 現在でも、技術者と材料がロストテクノロジーになっており、そういった観点で大和の完全な復元は不可能と言われています。 また、前述の「調査、復元の時点でどこまで残骸の再利用が可能であるか」という疑問もありますし、当時の政府の政策で大きめにレプリカが作られたということを想像をしました。 (実際、絵的なカッコよさからの演出として大和からヤマトの発進シーンですので、辻褄をあわせるとどこかに綻びが出る事柄ではあります。)
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >現実問題として海底に沈んだ船が200年後にどこまで原型を留めているのかを考えると、おそらく、復元というよりレプリカの製造になったのではないかと思われます。 仰る通りです。現時点で3つくらいに引き千切られて拉げていますからね。 復元となると機能まで再現する必要がありますが、タービンなどの可動部は寸法の許容範囲が極端に狭いので腐食や変形のある元の部品をどれ程修理したところで使う事は不可能でしょう。 装甲板1つ取ってみても腐食した部分を除去すれば厚さや穴径等の寸法が変わってしまいますし、その減った分を肉盛りして補おうにも、同じ成分比をもつ鋼材は造れてもそれを使って肉盛りするためには高温に加熱する必要があり、熱を加えれば熱処の状態が変化して元の鋼板とは性状が変わってしまい、復元とは言えなくなりますし、機械的な加工の仕方によっても加工硬化の程度が変化して強度が異なってしまいます。 >現在でも、技術者と材料がロストテクノロジーになっており、そういった観点で大和の完全な復元は不可能と言われています。 「大和」は鋼板をリベットで結合させた構造ですが、現在の造船業界では船の構造部材や外板を溶接構造で建造していて、リベット構造を用いるノウハウが失われており、同じくリベット構造を用いる鉄橋を造っている技術者に水密構造の試作品製作を依頼したところ、寸法許容範囲を大きく取り過ぎて浸水を防ぐ事が出来なかったという話を耳にした事があります。
- 4500rpm
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・もともとのテレビアニメの設定がそうだった。 ・ガミラスの目を欺くため ・大和を利用してヤマトを作ったことにしないと、宇宙船としてあの形は必要ないから。 ・大和は日本人がよく知っていて、感情移入しやすいから。 なお、錆びだらけの外装には一切加工しておらず、ガミラスは大和は昔に沈没した船という認識のままです。
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >・ガミラスの目を欺くため と言われてはいるのに、実際には返って目を引き付ける事をしているのは何故か?、というのが本質問の趣旨です。 実際、ガミラスに気付かれて偵察機が飛んで来ていました。 >・大和を利用してヤマトを作ったことにしないと 大和を利用して作った場合、大和よりも大きな艦体とはならず、艦内スペースが足りなくなり、あれ程の艦内設備を設ける事が出来ませんし、艦載機もろくに搭載出来なくなりますし、何より大和と同じ形とサイズのままでは、艦体と比べた際の艦橋の大きさが異なる事をはじめ、アニメで見られるあのヤマトのフォルムにならない事は有名な話です。 つまり、大和を直接利用してヤマトを作った事にした場合、あの形にはならないのです。 >錆びだらけの外装には一切加工しておらず 「ヤマト」は「大和」と比べて艦体サイズが大きいですし、艦橋も大型化していますので、元の「大和の復元艦」の外装の外側に「ヤマト」の外装を設ける必要があり、元の「大和の復元艦」の外装をそのまま使う事は出来ません。
- NOMED
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上部の少しだけです https://www.maeda.co.jp/fantasy/yamato/ また、西暦2199・・つまり、176年後の世界です
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >上部の少しだけです 成る程、司令塔と一部の主砲しか地上に出ていないのですね。 そうしますと、「ヤマト」の司令塔は「大和」のものより明らかに大きいですし、それに応じて艦橋の取付高さも異なっていますから、司令塔は殆ど全て撤去してから偽装用のハリボテを設置する必要があります。 司令塔から主砲までの距離も異なりますから主砲の残骸も一旦撤去という事で、結局、地上に現れている部分は全撤去してからでなければ偽装を開始出来ないという事ですね。
- DESTROY11
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ヤマト乗組員のために内部は1気圧の空気で満たされています。 この圧力により「膨らんでいる」のです。 ΩΩΩ<な、なんだってー!? 逆に水中などでは水圧により「圧縮されている」のでしょう。
補足
そんなに柔らかかったなら、冥王星で偽装沈没しようとしてそのまま本当に沈没してしまいますし、木星では大気圧に押し潰されて乗員が全滅してしまいますし、何より土砂の地圧で艦体が変形した際の艦体側面の凹みが地面に引っかかって地球から発進出来ないじゃないですか。
お礼
御回答頂き有難う御座います。 >モニュメント的に「こんなこともあろうかと」500m級で復元されていて、それを沈めた場所にドックをつくりヤマトを建造した 成る程、サイズを変えたのでは復元とは言えませんし、本物の「大和」の残骸を使ったのでは大幅なサイズ変更が出来ないので、復元艦は本物の「大和」と同サイズだと思っておりましたが、そもそも復元艦ではなく、「大和」の残骸を使わずに拡大サイズで造ったモニュメント用のハリボテを沈めただけだったのですね。