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文法
She has dedicated her life to becoming a pianist, therefore, now she is one of the leading pianists in Japan. この文章は文法的に正しいですか?
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- Nakay702
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補足への返信その2として、以下のとおりお答えします。 >thereforeって接続副詞ですよね? 文と文を繋げるのでしょうか? ⇒はい、少なくともそういう実例がかなりあります。最初にお書きの文、She has dedicated her life to becoming a pianist, therefore, now she is one of the leading pianists in Japan. もその一例ですね。つまり、《thereforeが単独でand thereforeの意味を表す》用例です。これをandの省略と見なす解釈もあるとは思いますが、今ではこういう用例が1つの文法ジャンルを形成するほどになっている状況に鑑みれば、副詞としてのthereforeの中に押し込んでおかずに、1つの独立項、例えば「副詞的接続詞または接続副詞」として説明する項を設けるほうが良い、と私は思います。それというのも、この仲間に類する語句として、少なくとも3つ挙げることができるからです。for, so, therefore がそれです。ある辞書によれば、このうちforはすでに接続詞の項を与えられており、soは副詞の項で接続詞的用法と付記されており、thereforeは単に副詞とのみ記されています。私は、これらを一括して《副詞的接続詞》として扱いたいと思います。その理由は以下のとおりです。 言語研究の方法は大別すると2つあって、1つは通時的研究(変化の歴史)であり、もう1つは共時的研究(一時点、特に現在における構造の体系化)です。文法論は、そうした変化の結果(帰着点)である現実の実用状況の後追いをして、それを体系化し、説明します。そして、さらに辞書は、それを整理して示します。つまり、辞書は《過去の用法の統計》です。ゆえにそれは、常に実態より遅れるという宿命を負っています。それでよく、辞書は「頻繁に使え、ただし信用するな」と言われます。なぜなら、辞書の解説だけを妄信すると、《往時の解釈で現代の言語状況を体系づける》ことになって、無理にこじつけるという危険を犯しかねないからです。もっとも、これを目くじら立てて議論する必要はないまでも、少なくとも、《解釈に際してはそういう柔軟な見方をすることが求められる》のではないかと思います。
原文: She has dedicated her life to becoming a pianist, ★therefore★, now she is one of the leading pianists in Japan. 質問者さんもすでに勘づいておられるように、therefore は文と文をつなぐことができないはずです。so はもちろん、文と文をつなぐことができます。 She has dedicated to becoming a great pianist. She has ★therefore★ become one of Japan's leading pianists. 上のような書き方なら、therefore の使い方が正しいです。辞書にははっきりとは「文と文をつなぐために therefore を使うのは間違い」とは書いていないかもしれませんが、そもそも辞書に、文と文をつないでいる therefore の用例を載せていません。辞書にある用例をしっかりと読んでください。 ジーニアス第6版を見ても、 (1) Therefore my flight was canceled. (2) I told here, therefore, to stop taking them. (3) ..., so therefore it's three o'clock ... (4) And therefore you can't.... (5) It is... and therefore difficult to... 上のように、句と句(たとえば形容詞と形容詞)を結んだりするときにはもちろん therefore を使います。さらに ... so therefore ... のようにも使います。このときは、so が文と文とをつないでいるのであって、therefore が文と文をつないでいるのではありません。
タイプミスを訂正します。 (4-a) She has dedicated her life to becoming a great pianist, and now she is one ★of★ the leading pianists in Japan.
She has dedicated her life to becoming a pianist, therefore, now she is one of the leading pianists in Japan. (1) dedicate her life to becoming a pianist つまり「ピアニストになることに生涯を捧げて」きたということは、死ぬまでピアニストにはなれなかったということです。それなのに彼女が今では優れたピアニストになっているというのは、論理的に矛盾しています。 (2) だから、それを言うなら「優れたピアニストになることに生涯を捧げてきた」というべきです。 (3) therefore の使い方が奇妙です。できればこのような気楽な文章(いかめしくない平易な文章)では、therefore などという堅い言葉は避けた方がいいです。 (4) できれば pianist を繰り返さないで、1回だけにして、別の言い回しに変えた方が望ましいです。 (4) 僕なりの改善案: (4-a) She has dedicated her life to becoming a great pianist, and now she is one the leading pianists in Japan. (4-b) Dedicating her life to becoming a great pianist, she is now one of Japan's leading pianists. (4-c) Aspiring for excellence all her life, she is now one of Japan's leading pianists.
- Nakay702
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質問者からの補足を拝見しました。 >thereforeって接続副詞ですよね? 文と文を繋げるのでしょうか? ⇒はい、むしろ文と文を繋ぐのが普通です。 例:I think, therefore I am.「われ思う、ゆえに我あり。」(I think, so am I.とも言う。ライトハウス英和辞典)。She missed the train and therefore was late.「彼女は列車に乗り遅れたので遅刻した。」(ジーニアス英和大辞典)。
- Nakay702
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>She has dedicated her life to becoming a pianist, therefore, now she is one of the leading pianists in Japan. この文章は文法的に正しいですか? ⇒はい、構文・時制・意味など、すべての点で正しい文だと言えます。 「彼女はピアニストとして生涯を捧げてきたので、現在では日本を代表するピアニストの一人である。」
補足
thereforeって接続副詞ですよね? 文と文を繋げるのでしょうか?
補足
thereforeは接続副詞だと思うのですが、他に接続詞がなくても使えるのでしょうか?