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コロナの原因ウイルス(SARS-CoV-2)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスは(SARS-CoV-2)と記載されていますが、最初からSARSと記載されていたでしょうか。重症化するものだけが新型コロナウイルスなのでしょうか。
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>>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスは(SARS-CoV-2)と記載されていますが、最初からSARSと記載されていたでしょうか。 はい。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、SARSの亜種または変異株として、最初にこの名前が付けられました。 >>重症化するものだけが新型コロナウイルスなのでしょうか。 初期で怖れられた症状としては、「無症状で肺炎が進行し、症状がでた時はすでに重症化」でしたが、日本ではワクチン接種が80%以上すすんだこともあり、重症化する人は少なくなっています。(接種者が重症化することもゼロではないですが、とても少ないです) そして、感染しても無症状のままの人もいました。ただ、オミクロン株になってからは、軽症ながら症状が出ることが多くなったようです。 COVID-19の怖ろしい点は、「無症状で他人に感染させる」です。インフルエンザは他人に感染させるのは、しっかりした症状が出てからなので、「症状があれば休む」で予防効果があったわけです。エボラ出血熱という怖ろしい感染症も、他人に感染させるのは症状がでてからです。 より怖ろしさをイメージする必要があります。無症状で他人に感染させることとは、「無症状でウイルスが大増殖している」ことだからです。これは一定期間、免疫がウイルスを見つけられないということであります。初期の「無症状で肺炎が進行する」は、まさにこれが原因な訳です。そして現在、肺炎での重症化は少なくなりましたが、倦怠感や怠さや集中力低下など軽いところから、重要臓器や重要血管に影響が残ることなど重いものまで幅広く確認されています。確率は100人あたり数人といったもので、ほとんどは3ヶ月以内に収まりますが、長期化する場合もあります。COVID-19のこれらの症状は、まだ研究が始まったばかりで、確固たる予防や治療法は見つかっていないです。オミクロン対応のワクチン接種完了していても、よくて50%で、わるくて10%台の予防効果になると言われています。ワクチンの重症化予防効果が90%くらいあることと比べると、心もとない値です。(パキロビットという抗ウイルス薬を服用すれば、理論上は予防されると見込まれますが、パキロビットは制限がソコソコあり、誰にでも処方はできないようです) オミクロンでも「無症状で他人に感染させる」からこそ、いま第8波がきています。そしてCOVID-19が流行してから、世界的に平均寿命が縮みました。COVID-19による死亡者だけではこうなりません。肺炎以外で亡くなっている人が多数いるのです。 1番の予防は「人と会わない」で、どうしても人と会うなら「不織布以上のマスクして、距離をとり、換気に注意して、念の為手指の消毒」になります。見落としがちなのは、歩行時やエスカレーターなどでの移動中です。マスクしてない同士なら、移動中は前の人と4メートル距離が必要です。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
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- takochann2
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SARS CoV 2ウイルスを系統樹の上から辿っていくと コロナウイルス科 ベータコロナウイルス属 重症急性呼吸器症候群関連コロナウイルス(SARS-CoV)種 SARS-CoV-1株となっており。 無数の株のあるSARS-CoVのうち二つの株(SARS CoV 1、SARS CoV 2)だけがヒトに重症急性呼吸器症候群(SARS)を起こします。SARS CoV2ウイルスによるSARSに対しては特別にCOVD19という疾患名が付与されています。 最初はSARSっぽい疾患が見つかり、SARSっぽい症状を呈する原因は様々なので、原因を調べたらコロナウイルスだったのSARSで正しい、しかも以前から知られていたSARSCoV1と同じ種で、どうやら近縁株なのでSARSCoV2と命名しました。という順序です。
お礼
ありがとうございます。 そうでしたか。私が無知でした。
お礼
正しいお導き、ありがとうございます。 単に私の思い違いでした。