igakunのプロフィール
- ベストアンサー数
- 0
- ベストアンサー率
- 0%
- お礼率
- 100%
- 登録日2005/12/15
- 短いエピソード挿入の手法
映画、シナリオに長けた方にお尋ねします。 伊丹十三監督の作品にあった場面ですが、 本編のストーリーとは違う(関係のない)短いエピソードが挿入されているものを(専門用語では)なんと呼ぶのでしょうか。 その内容とは、 アパートの一室で重篤の妻が臥す傍らに、往診した医師と看護婦がおり、夫と子供が心配そうに見守るという情景。 その後、医師がもう手の施しようのない臨終の間際、夫が病床の妻にむかって「飯を作れ。なんでもいい。そうだ炒飯がいい」と叫ぶと、横たわっていた妻がふらふらと起き上がり、瀕死のまま、フライパンをふるい炒飯を作る。出来た夕食を父子が貪るように食いながら、「かあちゃん旨いぞ」とほめるが、妻は微笑んだ後、倒れて死んでしまう。 たしかこんな内容でした。 質問をまとめます。 1.映画、脚本で、本編と「まったく異なる」短い逸話をいれる手法を専門用語ではなんというのでしょうか。 2.上記の作品内容は、伊丹十三監督のどの映画の場面でしたでしょうか。もしかしたら、伊丹作品ではなく、他の映画だったのでしょうか。 3.他の映画や小説などで、こういった手法を使った作品を教えた手下さい。 エピソード〔episode〕 を辞書で調べると、「(1)世間に紹介しておきたいもの。逸話。」とあり、その他に「(2)〔小説・物語などで〕作品の本筋には直接関係の無い内容の話。挿話。」とあります。 しかし、エピソードとは、本編になにかしら関わりのある逸話が通常と思います。上記の伊丹作品のように、つまり(1)と(2)はまったく異なる作為の挿入ですが、これらを区別する専門用語はあるのでしょうか。 急ぐ質問でもないのですが、はやく知りたい。 数日前に気になってから、ずっと頭から離れません。 宜しくお願いします。