prkceeのプロフィール

「介護」いつかに備えて、心の準備を 私は２０代後半の主婦です。 年齢的に、まだ親の介護も当然自分の介護も当面の問題として迫ってきてはいません。 ですが、老後の生活は誰でも必ず考えなければならないときが来るもの。 私の中でも、年々その思いが強まっているのです。 というのも、最近職探しの一環として、ホームヘルパー2級の資格を取得したのです。 その課程で、講義や実習を通していろいろ思うことが出てきたのでした。 実習では生徒同士で入浴介助や、オムツ交換なども練習します。 介助する側ももちろん大変で、難しいのですが、される側はとても恥ずかしいです。 今まで自分ができていたことを、他人にまかせなければならない恥ずかしさと、かなしさ。 自分が利用者になった時の気持ちを考えて、複雑な気持ちになりました。 特に印象的だったのは、施設実習で老人ホームへ行ったときのことです。 私が行った老人ホームは利用者がとても多く、食事の時間などはものすごい忙しさでした。 食事が自分でできない方もいれば、体は動くけれど認知症のある方などもいるので、誰かのおかずがこぼれたとか、少しのことでその不安が全員に波紋のように広がってしまい、場が騒然となることが何度もありました。 食事、排せつ、入浴の時間が特に忙しく、この3つの安全の確保に手を取られると、ゲームをしたり、談笑したりする楽しい時間がどうしても削られてしまいます。 自分が利用者になったつもりで考えると、やはり前記のような「恥ずかしい」気持ちを理解してくれたり、「楽しい時間」を用意してもらえる余裕のある老人ホームに行きたいと思います。 老人ホームは本当に施設によって雰囲気がさまざまらしいので、利用者にとっても当たり外れが切実な問題になるのではないでしょうか。