mamarachのプロフィール

本気で悩んだ、恥ずかしい入院請求 子供（男の子）が中学生だったときです。 秋口に風邪を引き、2日ほど高い熱で寝込んでしまいました。 週末で、すぐに病院に行けなかったため、様子を見ていたら、次の日になって、「何か、変なんだけど･･･」といってきました。 「変、って、ナニが？」 「腫れてる」 「どこが？」 「………」 「なに？のどでも痛いの？」 「のども痛いけど、もっと下のほうも痛くて、腫れてる」 「だから、どこ？」 「………脚」 息子は無言のまま、指で床を指しました。 足？まじめに足元を見る私に、 「そんなに下じゃない！」。 つまり、アレです。 足と足の、いや、脚と脚の間の、ソノ部分が腫れて痛い。 「つまりなんですか？泌尿器外来へいくべきだと？」 いくら息子だとは言え、本体を直接見て確認する勇気は、私にはありません。 「いや、そっちじゃないです。後部についている物体です」 「はい！？」 あれっ･･･！？もしかして？この子、おたふくやってたはずなのに！？と、首をひねりながら、翌日、かかりつけの病院に行きました。 「ビンゴです。顔は全然腫れてないけど、おたふく風邪。睾丸炎を併発してるから、すぐ入院ね」 が～ん！！ショック！血液検査をしても、間違いなく、おたふく風邪、正確には流行性耳下腺炎でした。 直接効く薬はない病気ですから睾丸炎をひどくしないよう体と相談しつつ、冷やしながら点滴をうって、体が抗体を獲得するまで待つしかありません。 無事退院した後、今度は保険会社へ、入院保障の請求。 でも、おたふく風邪、なんて、子供の病気で請求できる門なんだろうか？おまけに、睾丸炎だしなあ～。 気になって、相談窓口へ電話をかけました。 「はいっ！どういった、ご相談でしょうか？」 電話口に出たのは、はきはきした、若い女性でした。 あのお、入院保険の相談で、ええと～病名はですね～。 言いづらい。 「流行性耳下腺炎と、睾丸炎で10日間入院したんですが、こんな病気でも、請求してよろしいんでしょうか？」 「大丈夫ですよ～」 「どんな病気でも、入院は入院ですから！よく分からないときは、ご遠慮なく、相談してください！」 やれやれ、助かった。 普段はあまりお世話になることのない生命保険だけど、おかげで入院費分をなんとかカバーすることが出来ました。 恥ずかしかったけど、相談してよかったです。