janyoneのプロフィール

娘の大学受験 親は二人とも文系だったのですが、なぜかうちの娘はバリバリの理系で、国立薬学志望という狭き門の挑んでいました。 県内では一番レベルが高い県立高にはいたのですが、第一志望の国立薬学の模試の成績は最後までＣランクで、合格は正直かなり難しい状況でした。 本人はどうしても薬学に進みたいという希望があったのですが地元の国立大学には薬学部が無く、県外の国立大学を受験することになりました。 地元には私立の薬学部ならあるのですがここは年間２５０万という非常に高額な学費がかかり、卒業まで６年という期間を考えれば、学費の工面はとても無理だと思えました。 ところがこの私立には、特待生制度というものがあったのです。 特待生に選ばれると年間に教材費５０万のみで学ぶことができるという、非常にお得な制度でした。 娘はこの私立の化学特待生というのに合格しようと決め、化学の勉強を猛烈にやっていたようです。 でも結果的には、共通一次審査というもので早い時期にこの私立の特待生に選んでいただき、本人は相当気持ちが楽になったようでした。 第一志望だった国立大学の受験にはわたしも一緒に行きましたが、私立薬学の特待生が決まっていたため、のびのびとリラックスして受けられたようです。 私立の特待生の選ばれたいと一生懸命がんばって勉強した化学の山が見事に当たったそうで、結局難しいだろうといわれていた第一志望の大学に、ストレートで合格することができました。 本人も含め、まさか受かると思っていなかったのでばたばたと下宿先を決め、引越しの用意をしたのを覚えています。 今では製薬化学科に進み癌研究で博士号をとるのが夢だそうで、最低９年は大学にいく事になり親もびっくりしています。