tetuyamar の回答履歴
- 起業に対する哲学について
数年にわたって起業を志し、セミナーや人脈形成、知識の獲得などに時間を割いているのですが、今「起業する目的」というものを改めて考えています。 皆さんの考える起業の目的ってなんでしょうか? 幼稚な考えの時は単純に「お金が欲しい」とか「力が欲しい」「社長ってカッコいい」ということを考えていたのですが、これは目的のようで目的ではありません。その先にあるお金や力を使って何をしたいのか?というところまで突き詰めて考えていかなければ、辛いときや厳しい選択を迫られたときに乗り越えられないのではないかと考えるようになりました。 起業はツールであって目的とするものではないですし、目的が定まってもいないうちに起業をするのはゴールの無いマラソンをするようなものだとも思っています。 真に強い会社を作りたいと考えているのであれば、最低でも確固たる「目的」と「ものごとの判断基準」は必要だと考えています。 そんなことを考えながら、とある起業セミナーで、50社以上を経営しながらすべての会社で黒字、という怪物のような人の講習で「目的は言葉で言えるうちは目的ではない。それは人に言えないような悪いことであってもいい。もちろん悪いことはしちゃいけないけれど」と仰っていたことが頭に浮かびました。 その方が仰るには例えば、SIerの人が「世の中にもっと便利なモノを広めたい」と考えているのであれば、なぜ?と自問自答し「便利なものが広がればもっと人々はラクに暮らせるから」と、その先を考えたのであれば、なぜラクに暮らす必要があるの?などと質問を繰り返していくそうです。その質問の先にある純粋な気持ちこそが目的というものらしいのですが、何か心をついている感じはするものの、いまいち私の中で咀嚼できません。 ここで質問なのですが、皆さんの考える起業の目的ってなんでしょうか? 上の例に当てはまったものでなくても構いません。皆さんが起業するorした目的として心に据えているものを教えていただければ参考にしたいと思います。もし言葉にならない気持ちにまで昇華した悟りとも言えるような目的を持っているのであれば、それに近い概念でかまいませんのでお教えください。余力があれば、判断基準やその方の言葉の意味も一緒にお願いいたします。私の考えに対する批判でも構いません。 ちなみに、その方の判断基準は「それが楽しいか楽しくないか」だそうです。 経営は哲学だと思っている節があるので、このように長くはなってしまいましたが、よろしくお願いします。
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