tekuteku_7のプロフィール
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- 生まれの格差
生まれの格差 19歳の学生です どうしようもないことだとは分かっているんですが、大学受験~現在において非常に心を悩ませていることがあります それは生まれた家庭によってその人の人生は大方決定づけられてしまうのではないかということです はじめてこのことを意識しだしたのは高校3年の、大学受験について両親と対話した時のことです 私は東京の私立大学への進学をかねてから希望していました 英語と国語が得意で、理数科目が極端に苦手というのもありましたし 都会の大学ではサークル活動も活発かつ大規模で、本格的な活動が出来るという憧れもありました そしてなにより田舎の生活に飽き飽きしていたのもあります ところが、父親から返ってきた言葉はあまりに辛らつでした 都会の私立にやれる金はない どうしてお前にそこまで贅沢させてやる必要がある 家庭の事情も考えずに好き勝手な選択をするな 何様のつもりだ と 父親はFランク大学に試験勉強などせずに入学し、遊んで4年間を過ごしたために、大学というものをそのような所だと考えています 昔から、学校の勉強なんてなんの役にも立たない、日本人が英語なんて勉強するな、数学は勉強オタクのやるもんだ などとよく言っていたのを覚えています ですから、私の選択が癪にさわったのだと思います ここまで言われるとは一切想定しておらず、かつ第一志望への進学をも絶たれてしまったため かなり精神的に来るものがありました 結局地方の国立大学の受験を余儀なくされ、その年は不合格。翌年同じ大学にどうにか合格することができました なんであれ大学に行かせてもらっている時点で、充分に贅沢だとは思っていますし、感謝しています ですがその一件以来、私の心の中にわだかまりが出来てしまいました 周囲の人間を思い返してみると、男子でいう文武両道、女子でいう才色兼備な人々は大概が家庭が恵まれていました みな自分の希望したとおりの進路に行かせてもらえ、学力が足りなくとも推薦や傾斜入試でブランド校に進み、生活を謳歌しています 幼い頃からの習い事や、余裕のある生活を送ってきたことで、人間的に優れています また、親が先見的な思考や発言をするので、努力することの重要さを心得ています ところが私を含める、家庭的な事情で進路を限定させられた層というのは、クラスでもあまり目立たないグループであったり、特技や他より秀でたものも持っていない人間ばかりでした また、人間的にも内向的であったり、容姿も優れていなかったりととても不遇であったような気がします 大学に入学してからも、その格差は歴然として目の前に現れています 人間的に魅力があり、輝いている人たちはみな裕福な生まれの傾向があります 上流階級の人々は、自分がどうして勝ち組になれたかを知っているために、幼い頃から自分の子供にそのための投資が出来るんでしょうね 習い事も家計に余裕があるから習わせられるのでしょう 子供がダサいと虐げられないように、贅沢である美容にも気を遣ってやれるのでしょう 私には2つ下の妹がいますが、両親が服や美容にお金を出してやらないので年頃の女の子らしくなく、可哀想でなりません 高校も私より低いところに行ってしまいました 親が妹の大学進学に対して否定的なことばかり述べるので、どうやら進路のことを考えるのが億劫なようです 心が痛くて仕方ありません 自我をもたず努力を怠った私が悪いのは分かっています いまから決死の努力をして成り上がればいいというのもわかります ですがこの生まれへの劣等感、そしてもう二度と送れない希望に満ちた10代を思うと どうしようもない悲しみに苦しめられます このままでは物事を前向きに捉えることができそうにありません この愚かな思考をどうにか払拭したいのです なにか助言をいただけるとありがたいです
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