geo00 の回答履歴
- 悪質なひき逃げ・無差別犯罪について
大阪で、ショッキングなひき逃げ事件がありました。最近では、ひき逃げと聞くと、またかと思うほど、犯人が逃げて行方をくらます事件が増えているように感じます。しかし、今回の事件は、そんな中でも凄惨さが際立っており、これを聞いて許せないと思った人は多かったことと思います。 法律の話しになりますが、昔は、切っても切れないしがらみに苦しんだり、悪人に追い詰められたりした、そのような人間が、とうとう思い余って犯罪を起こしてしまうというケースが大半だったと思います。だから、刑事物の推理ドラマが成立したのでしょう。犯人には動機があり、それを追って行くことで、1人の犯人に行き当たるという、言ってみればお決まりのパターンになっていました。ところが最近ではどうでしょう。誰でも良かったであるとか、事故を起こすなど悪いことをした上で、かわいいのは自分と自分の世界だけということで、ひき逃げも繰り返されています。被害者にも相当の原因(落ち度など)があったとは到底考えられない、動機があってないような事件が激増しています。 社会がこのように変貌を遂げたのは、もちろん子供を教え叱ることも出来なくなった社会、金銭至上主義のような自由経済社会、そういった根の深い社会構造が原因しているのであって、道徳教育を俄かに復活させたと言っても、すぐに社会が良くなるはずもありません。かくなる上は、掲題のような悪質なひき逃げ・無差別犯罪のような人間味のかけらも無い事件については、そうでない事件と明確に区別して、極刑をも厭わない法体系を整備して、国民を守るべきではないでしょうか?刑の重さと、我が身とを計りに掛けて更生するようなのは感心しませんが、そのように霊的なレベルが低い犯罪者には、自分が著しく損をするという事実を感じさせることで、思いとどまらせる効果があると思います。そう思いませんか?